一般歯科
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当院の一般歯科では、保険診療を中心にむし歯治療や歯周病治療、入れ歯治療などの診療を行っております。はじめに丁寧なカウンセリングを行った上で、歯やお口の状態やライフスタイルなどを考慮しながら治療計画を立案。保険適用や自由診療など複数の選択肢をご提案いたしますので、「適切な治療方法が知りたい」という方もお気軽にご相談ください。
なお、当院は削ったむし歯のあとを補う『補綴治療(つめ物やかぶせ物)』を得意としており、再発リスクを最小限に抑えるためにも精密な治療で、しっかりと噛める歯を目指し患者さまのお口の健康をサポートすることをお約束いたします。
また、『治療回数はできるだけ少なく』をモットーに、お忙しい方のための短期集中治療にも対応していますので、「むし歯が気になるけれど、長期間通院するのはちょっと……」とお悩みの方は是非、白十字歯科クリニック日本橋兜町までご相談ください。
むし歯治療
むし歯ができる原因
そもそも、むし歯はなぜできるのでしょうか。むし歯の原因は『歯垢(プラーク)』にあります。歯垢は細菌のかたまりと言われているほどで、わずか1gあたりに1000億個以上の細菌が存在していることが分かっています。
むし歯は、これらの細菌が糖質をもとに作り出す酸によって、歯の表面が溶けていくことがきっかけで起こります。むし歯にならないためには、食事の後、歯磨きをして歯垢を除去することが有効ですが、歯磨きだけで歯垢を完全に除去することは困難です。
そして一度むし歯になると、初期のむし歯でないかぎり残念ながら歯を削らなければいけません。初期のむし歯であればフッ素の塗布で自然治癒を促したり、できるだけ早い段階でむし歯治療を受ければ、歯を削る量が少なくて済むなど、簡単な治療で治すことができます。このような理由から、むし歯は早期発見・早期治療がとても重要と言えるでしょう。
進行に合わせたむし歯の治療法
むし歯は進行の度合いによって以下5つのステージに分けられます。早い段階で治療を受ければ、痛みの少ない簡単な処置で治すことが可能です。少しでも気になる症状があれば、お早めにご相談ください。
C0:初期のむし歯
初期のむし歯は、歯の表面がわずかに溶けて色が濁って見えます。痛みはなく、この段階では削る必要はありません。フッ素を塗布をして、ていねいな歯磨きで自然治癒を促しながらむし歯を治します。
C1:歯の表面(エナメル質)のむし歯
C1のむし歯は、歯の表面のエナメル質が溶けた状態です。歯の表面が黒くなってきますが、この段階でもまだ痛みを感じることはありません。むし歯の部分のみを削って、銀歯またはレジン(プラスチック)などをつめて削った部分の修復治療を行います。
C2:象牙質のむし歯
C2のむし歯になると、冷たいものや甘いものがしみるようになります。ただし、痛みがなくても検査してみるとC2のむし歯だったということもあるので、注意が必要です。治療方法は、C1同様むし歯の部分を削ってレジンや銀、セラミックなどのつめ物で補います。
C3:神経(歯髄)まで達したむし歯
むし歯が神経まで達した状態をC3といいます。C3のむし歯になると、常に痛みを感じるため、生活に影響が出るようになります。この段階では神経を除去し、むし歯菌に汚染された部分を洗浄してからつめ物をする『根管治療』が必要です。根管治療の後は、銀やセラミックなどのかぶせ物をして削った部分を補います。
C4:歯根まで達したむし歯
C4はむし歯の最終段階です。神経が死んでしまっているので、痛みは感じなくなります。 歯の根っこ(歯根)部分を残してほぼ、歯が溶けてしまっているためほとんどの場合、抜歯の必要があります。歯を抜いた後は、入れ歯やブリッジ、インプラント治療などで失った歯を補います。
当院の補綴治療(つめ物・かぶせ物)
歯を削った後のつめ物やかぶせ物の材質には、いくつかの選択肢があります。それぞれの特徴を詳しくご説明します。症状やご希望、ご予算にあった治療を提案いたしますのでご安心ください。
つめ物・かぶせ物
保険診療
- 銀歯
- レジン
自由診療
- オールセラミック(ジルコニア)
- ハイブリットセラミック
- メタルボンド
- ゴールドメタル
入れ歯
保険診療
- 保険適用の入れ歯
自由診療
- ノンクラスプデンチャー
- 金属床
※メリットやデメリット、費用など自由診療の補綴治療については、こちらをご覧ください。
口腔外科
親知らず
親知らずとは、一番奥に生える永久歯です。真っすぐに生えていて、むし歯や歯並びなど周囲の歯に影響を与えなければ無理に抜く必要はありません。
しかし、多くの場合、斜めに生えていたり横向きに生えていたりするため、しっかりと歯磨きをすることが難しいです。そのため、親知らずをそのままにしておくと、むし歯や歯周病の原因になりやすく、歯並びに影響が出ることも考えられます。
このような理由から痛みがない場合も、ご自分の親知らずがどのような状態で生えているのか、把握しておくことが大切と言えるでしょう。
顎関節症
「口を開きにくい」「口を開くと音がする」「あごが痛い」こうした症状にお悩みの方は顎関節症を疑ってみる必要があります。
顎関節症はあごの骨の間にある『関節円板』と呼ばれる組織が、あるべき位置から前側にずれて変形することで起こると考えられています。
顎関節症の治療は長期化しやすく、重度になると偏頭痛や肩こりなどの原因にもなるため、不快な症状が続く方は早めに受診されることをおすすめします。